記号一覧をきれいに出したかったので導入。今回初めてちゃんと TeX の package の導入方法がわかった。
ダウンロードとインストール
nometbl のありか
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/nomentbl/
日本語の説明的ページ
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/nomentbl.html
これは単体では動かない(マニュアルにも書いてある)。prerequisite として、nomencl パッケージと、longtable パッケージをインストールしておく。
インストールの仕方は、foo.dtx と foo.ins を落としてきて、端末 (Cygwin) から
$ latex foo.ins
とやればいい、ということが今回はじめてわかった(そもそも端末で操作するのに昔は慣れていなかったからしょうがない)。こうすると foo.sty がでてくるので、これをいつもの
C:\usr\local\share\texmf\tex\platex\mystyles
あたりに置いておけばいい、ようだ。
ただし今回は、nomencl.ins と nomentbl.ins からは、nomencl.ist と nomentbl.ist というファイルも生成される。このうち、nomentbl.ist を、 TeX ファイルと同じフォルダに入れておく。nomencl.ist は、いらないのでゴミ箱へ。
TeX ファイルへの記述
プリアンブル(\begin{document}より前のところ)に
\usepackage{nomentbl}
と
\makenomenclature
を書く。
あとは、文字を適当なところで定義する(title と同じで、その位置に書かれるわけではなく、キャッシュに入るだけ)
\nomenclature{$M$}{質量}{}{}
\nomenclature{$\mathbf{F}$}{外力}{}{}
最後に、Nomenclature を出力したい場所に、
\printnomenclature
と記述すると、ここで初めて書かれる。別に定義した位置より前でも構わない(論文ならそういうことも多いだろう)。
WinShell の設定
コンパイルだけど、書いてるのがまだ WinShell なので、WinShell でやる。そのうち emacs に移行するつもりだけれど。設定は、「オプション > ユーザ指定プログラム」で、開いているエントリを選んで、
コンパイルは、
... と思っていたのだが、F7 だけじゃコンパイル(3番)がされてないっぽい... 間に F5 が必要なようだ。
Tips
どうもデフォルトではアルファベット順に並ぶようだ。並び方をいじるには、第一引数にアルファベット(数字も?)を入れればいいようだ:
\nomenclature[aM]{$M$}{質量}{}{}
\nomenclature[ZF]{$\mathbf{F}$}{外力}{}{}
-----
つまづき
なんか、
! Missing \endgroup inserted

ダウンロードとインストール
nometbl のありか
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/nomentbl/
日本語の説明的ページ
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/nomentbl.html
これは単体では動かない(マニュアルにも書いてある)。prerequisite として、nomencl パッケージと、longtable パッケージをインストールしておく。
インストールの仕方は、foo.dtx と foo.ins を落としてきて、端末 (Cygwin) から
$ latex foo.ins
とやればいい、ということが今回はじめてわかった(そもそも端末で操作するのに昔は慣れていなかったからしょうがない)。こうすると foo.sty がでてくるので、これをいつもの
C:\usr\local\share\texmf\tex\platex\mystyles
あたりに置いておけばいい、ようだ。
ただし今回は、nomencl.ins と nomentbl.ins からは、nomencl.ist と nomentbl.ist というファイルも生成される。このうち、nomentbl.ist を、 TeX ファイルと同じフォルダに入れておく。nomencl.ist は、いらないのでゴミ箱へ。
TeX ファイルへの記述
プリアンブル(\begin{document}より前のところ)に
\usepackage{nomentbl}
と
\makenomenclature
を書く。
あとは、文字を適当なところで定義する(title と同じで、その位置に書かれるわけではなく、キャッシュに入るだけ)
\nomenclature{$M$}{質量}{}{}
\nomenclature{$\mathbf{F}$}{外力}{}{}
最後に、Nomenclature を出力したい場所に、
\printnomenclature
と記述すると、ここで初めて書かれる。別に定義した位置より前でも構わない(論文ならそういうことも多いだろう)。
WinShell の設定
コンパイルだけど、書いてるのがまだ WinShell なので、WinShell でやる。そのうち emacs に移行するつもりだけれど。設定は、「オプション > ユーザ指定プログラム」で、開いているエントリを選んで、
- プログラム名 = テキトーに付ける。nomentbl とか。
- exeファイル名 = C:\usr\local\bin\mendex.exe 的な感じ。DOSにもチェック。
- コマンドライン = -s nomentbl.ist -o "%s.nls" "%s.nlo" でOK. これはマニュアルにある記述そのまま。
- 右のチェックボックス = 好みで、「LaTeX を先に実行」にチェックしてもいい。
コンパイルは、
- LaTeX compile
- mendex
- LaTeX compile
- Ctrl+Shift+Fn(F1とか、自分で割り当たやつ)
- F7
- LaTeX compile
- mendex
- LaTeX compile
- DVI表示
... と思っていたのだが、F7 だけじゃコンパイル(3番)がされてないっぽい... 間に F5 が必要なようだ。
Tips
どうもデフォルトではアルファベット順に並ぶようだ。並び方をいじるには、第一引数にアルファベット(数字も?)を入れればいいようだ:
\nomenclature[aM]{$M$}{質量}{}{}
\nomenclature[ZF]{$\mathbf{F}$}{外力}{}{}
-----
つまづき
なんか、
! Missing \endgroup inserted
ってすげー怒られて困ったんだけど、これは、記号の定義の時に
\nomenclature{$M$}{飛翔体の質量}{}
と、{} がひとつ足りないのが原因だった。
\nomenclature{$M$}{飛翔体の質量}{}{}
が正しい。なぜこうなったかというと、最初に nomencl.sty を導入したため。nomencl.sty は括弧が一組少ないので、
\nomenclature{$M$}{飛翔体の質量}{}
でよかった。これをそのままにしていたのが悪かった。
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