2009-09-09

PCクラスタ構想 その1

基本的には、yen/thread を objective function f として、 f を最小化したい、という最適化問題。

次世代 Xoen MP, コードネーム Beckton (Nehalem-EX) はプロセスは 45 nm だが 8 コア 16 threads で quad-processor 積めるらしい。
ってことは、WS一台で、

4 x (2 x 8) = 64 threads

これ、OpenMP で動くんかなぁ。動くんなら実装楽なんだけどなぁ。
でもお値段がすごいだろうなぁ。Xeon はたぶん Dell が一番安いんだろうけど、
4 プロセッサだと 100 万できかないだろうなぁ。150 くらいかなぁ。高いなぁ。


Core i9 が 2.4 GHz でどれだけの性能あるか、だなぁ。
もしコア(というかスレッド)あたりで、今の i7 975 (3.3 GHz) と同じくらいの性能が出るっていうなら、
複数台の i9 (たぶん single processor) を MPI でつなぐ感じかなぁ。
たとえば6台買ったとして、

6 x (2 x 6) = 72 threads

single processor なら1台18万円くらいで買えるだろうから、
6 x 18 = 108 万円。やっぱり明らかにこっちの方が安いなぁ。
でも Xeon ではないんだよなぁ。メモリ ECC じゃないんだよなぁ。
どんだけ効くのかわかんないけど。

某理○学研究所みたく1,100万円もあったら、
150 万円の Xeon を6台クラスタリングして 384 スレッドとかできるんだけどなー(笑)

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現実的に今すぐって考えると、

Core i7 Extreme 965 or 975 (4 cores, 8 threads) を
「デュアルで積んでくれ」って CTO の見積もりを各社に出させて、
一番安いところから 2 台。
たぶん30万 x 2 = 60 万円; 2 x (2 x 8) = 32 threads... すくねー orz
でもこんなもんかなぁ現実には。

たぶん single processor を2台買うよりも dual processor にした方がいろいろいいはず:
1. たぶん yen/thread が安い(コストの問題)
2. たぶん W/thread が小さい(電源の問題)
3. 場所をとらない(スペースの問題)
4. たぶん保守が楽
5. 性能は・・・OpenMPで 16 threads できるのは嬉しいが、反面、ファイルの I/O のオーバヘッドは増えそう
6. 保証期間はたぶん 1 年になってしまう

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