2010-07-12

RAID 10 on CentOS 5.5 via network installation

忘れないうちに書いておく。
自分用メモというかログなので、
万が一参考にする人がいたら自分の環境にあわせて読み替えること。
  1. CentOS の公式サイトから netinstall 用の iso (x86_64) を落としてきて、ImgBurn とかで CDに焼く
  2. Precision T3500 に HDD x4 を install (physically : )
  3. T3500 に LANケーブルをつないで、電源入れる
  4. デフォルトで HDD x1 だった場合、HDD が一台しか認識されないので、起動画面で F12 連打して設定画面に入る。ここで、RAID が ON になってたら(ここは多分ハードウェアRAIDの意味と思うので)別のにチェックを移す。なんか SATA ってのと AHCI ってのがあったけど、とりあえず AHCI (= SATA2? 違うかも)にしといた。あと SATA0(光学ドライブ) と SATA1-4 にチェック入れておく。これで再起動すると全部認識される。
  5. 再起動したらすばやく netinstall CD を投入。うまく CD から boot されないなら、また F12 押してブート順位変えたりする
  6. うまくブートしたら、Enter で visual installation mode に入る。まぁどっちでもいいけど。入ったら、「お前の HDD のデータは全部消える」とかいうのが台数分、4回出てくるので全部kk (ok, okの意) って言っとく
  7. English (Japanese にするとインストール後のメッセージが日本語になってうざい) → jp106キーボード
  8. インストール方法は、HTTP を選んでおいた方がいいのかも。実際は FTP にアクセスするんだけど。まぁ関係ないかも
  9. ftp.riken.jp → /Linux/centos/5.5/os/x86_64/ ここで、5.5というのはバージョンが変わったら読み替えること。パーティション作成まで進む
  10. パーティションを切る。まずは custom layout にして、next.
  11. パーティション作成画面に移ったら、まずは RAID ボタンを押す。ダイアログ開くけど、チェックできるのは一番上だけなのでそのまま進む
  12. 次の画面では、software RAID を選んで、sda(←一個目のHDDという意味)にだけチェック残して、100MB固定のまま、primary partition にするにチェックして OK
  13. 同じことを sdb, sdc, sdd にも繰り返す。「先に swap と LVM 用領域まで全部確保してから他の HDD に cloning」だとうまくいかなかった、気がする
  14. 4回繰り返したら、RAID ボタンで今度は真ん中のラジオボタン (RAID device を作成する的な)にチェックして、次へ
  15. mount point を /boot にして、RAID level は RAID 1 にする(早まってRAID10にすると怒られるw)。sda1, sdb1, sdc1, sdd1 のすべてにチェック付いてるのを確認。で OK. まぁ boot と swap は RAID しなくていい(しないほうがいい?)らしいが、気にしないことにする。前に RAID 1 やったときは /boot パーティションを RAID にしてるとだめだった気がするが、今回は無問題だった
  16. 同じように、swap 領域を作る。手順の 12. では同じようにするが、容量はそれなりに(今回はメモリが12GBだったので、適当に 4GB = 4097MB とした)確保する。また、primary partition にはしない。15. では mount point は選ばず、file system type で swap にするだけ [2010-07-16追記: 今日新しく来た計算機で、swap も RAID10 にできた。やった方がいいのかはわからないが、まぁ、やっておいた]
  17. 最後に、データ領域を作る。12. では容量を最大限度確保し、やはり primary partition にはしない。15. ではマウントポイントを選ばず、file system type で LVM にする。RAID level は RAID 10 にする
  18. 次に、右端の LVM ボタンを押して、LVM にさらに仮想パーティション(?)を切っていく
  19. 右下の Add を押して、/, /usr, /tmp, ... を作っていく。今回は、500GB x4 = 1TB(RAID1でミラーリングするから半分になる)しかないので、次のように割り当てた
    • / = 4 GB -> 2049 MB
    • /tmp = 2 GB -> 2049 MB
    • /usr = 8 GB -> 4097 MB
    • /var = 2 GB -> 2049 MB
    • /usr/local = 2 GB -> 2049 MB
    • /opt = 8 GB -> 4097 MB
    • /home = 残り全部
  20. やっとパーティション終了。次へ
  21. GRUB (ブートローダ)の設定。デフォでうまくいった。次へ
  22. ネットワークとかの設定。とりあえず固定IPにはしないで DHCP のままに。ホスト名のところはデフォじゃなく、計算機の名前を入れとく。まぁ後で変えれるんだろうけど知らない。ちなみに今回は horus という名前だった。次へ
  23. 時刻の設定。なんか CentOS 5.3 くらいから(?) ntp の設定がなくなったようだ。それとも netinstall だから?とにかく、後で ntp するから適当でいいけど、まぁ Asia, Tokyo にしとく。右の地図をマウスクリックすればいい。次へ
  24. インストールパッケージの選択。数値計算にデスクトップ環境は不要なので、まず Gnome を外す。さらに、customize now にして次へ
  25. 実はここが問題。net install だと、実際には riken.ftp.jp に存在しているファイルを「ダウンロードに失敗しました」とか言われることがある(じゃあ netinstall やめて DVD にしろよって言われそうだが、先にそっち試して失敗したから net にしている)。これはもう運かもしれない。とにかく、最初は完全に好みでパッケージ選んで、失敗したら、どこで失敗したかメモっておいて、全部やり直して、そのパッケージだけ外す、しかない。全部やり直しといっても、RAID の設定は残るので変えずに、/boot と swap の format だけしなおし + LVM の中だけ切りなおし、でOK
  26. とにかく、パッケージを選ぶ。今回はこんな感じ
    • Editor -> Emacs を足しておく
    • Science & Engineering -> gnuplot と一番下のやつはむしろ不要なので、外して、真ん中の3つにチェック
    • Text-based Internet -> イラネ
    • library, development は full (右クリックから選べる)。Legacy library (だっけ?)もチェックしとく
    • Development と Base にある Xwindow 関連にはチェック入ってないが、互換性なのか知らんけどどうも勝手にインストールされるようだ。というのは、そこのインストールに失敗したので…(mesa-libGL-6.5.1-7.8.el5.x86_64.rpm というやつをうまく落とせなかったようだ。ftp.riken.jp にはあるのをブラウザで確認できるのに)。なので、今回はここを右クリックして、明示的に「全部入れない」をチェックしてみた。かつ、最初の接続設定で FTP でなく HTTP にしたら、うまくいった。どっちが or 両方が利いたのかは、不明
    • Dialup -> イラネ
    • Base では、bluetooth, aspell(スペルチェッカ), wireless はイラネ。yum-update も、手動で更新するので不要というかむしろ邪魔なのではずす
    • Server では、Windows Server にチェック。中身は samba server だけ
    • あとは放置でもいいが、clustering は入れてもいいかも。あと、chinise と japanese を入れておいた
  27. うまくいくことを祈りながら、install を押す。途中でエラーが出たら、4, 5 回は Retry してみるといい。無理なら、Reboot してやり直すしかない。ネットワークの状態にも依存するかも。今回は試さなかったけど、もし riken でだめなら ftp.yz.yamagata-u.ac.jp の /pub/linux/centos/5.5/os/x86_64/ とか試すつもりだった。ほら、Cygwin とか LaTeX ではよくあるじゃん?
てな感じ。

まだあった。どうやら grub を全ての(?) HDD にコピーしておかないといけないっぽい。
デフォルトの grub は tab補完が利かなくて非常に使いづらい(@ CentOS 5.5 x86_64) どうも手動でビルドするしかないっぽい…?

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