2012-09-29

syntax highlighting for Fortran 90 in Notepad++

Fortran 90 用 userDefineLang.xml

Notepad++ には FORTRAN 77 用の syntax highlighting はデフォルトで用意されているが、Fortran 90 用のものはない。そこで、適当にそれっぽいものを作って使っている。stylers.xml の Fortran の部分を元にして(コピーして)いる。

公開してもたぶん怒られることは無いと思うので、google drive にアップロードしてみた:

https://script.google.com/d/1aUinLB-CF0shKweVTWuqjFQ3__o4Q6f-HtgfpTSn8qwmLegs4jol3dqP/edit

これをコピーして、"userDefineLang.xml" という名前のテキストファイルとして保存し、notepad++.exe と同じフォルダに放り込む。Notepad++ を起動すると、メニューの Language の下の方に Fortan90 と Fortran90_bk というのができているはず。

Fortran90_bk の方は、黒背景を想定したもので、メニューの
Settings > Style Configurator... > 上の方の Select theme ドロップボックス
で、「Deep Black」を選ぶとそれっぽくなるはず。自分は最近はこれを使っている。

関連付けについて

上のファイルをそのまま使うと、関連付けがうまくいかない可能性がある。というか、順番で先に来ている Fortran90 の方になってしまうっぽい。Fortran90_bk を使いたくて、これを変えるには、以下のようにする。

ツールバーの「User-Defined Dialogue...」というボタンを押してダイアログを開き、上の方の「User language:」から Fortran90 を選ぶ。右のほうに「Ext.:」というフィールドがあり、f90 と入っている、はず。これを消す。一方、Fortran90_bk の方の「Ext.:」には f90 と入っていることを確認する。右上の×ボタンでダイアログを閉じる。これで次からは関連付けが _bk の方になる、はず。

設定の変更

色や単語、書体などの設定は好みが大きいだろうから、上記ダイアログから自分好みに変更すればいいと思う。

フォントについて

自分は Style Configurator > Global Styles > Global override において、Font style は BDF UM+, Font size は 9(BDF UM+はこれしか選べない), Enable global font と Enable global font size をオン、としている。DejaVu Sans Mono にしたいところだが、日本語のコメントが文字化けするので……。

……と思っていたが、いまやってみたらコメントだけ日本語フォント化できた。手順をメモしておく。

まず
Style Configurator > Global Styles > Default Style > Font Style > Font name:
で DejaVu Sans Mono など、好きなフォントを選択し、「Save & Close」ボタンで閉じる。もちろん、Global override は切っておく。

次に、「User-Defined Dialogue...」ボタンでダイアログを開き、「User language:」からスタイルを選び、「Comment & Number」タグを選択。上の方の Comment Line > Font Style > Font Name: で日本語フォントを選ぶ。ひとまず「MS ゴシック」にしてみた。メイリオもいいな……。

上の google drive のリンク先にも MS ゴシック を選択した状態の xml ファイルを反映してみたが、もしうまくいかなければ(あるいはフォントを変えたければ)この方法で変更できる。

検索結果 (Find result) ウィンドウ内のスタイル

気づきづらかったので、ついでにメモ。Style Configulator の Language: で下から二番目の Search result がそれ。わかりづらすぎだろ……。しかも、HIT WORD というのが実際には行番号のスタイルで、KEYWORD1が検索した単語(つまりHIT WORD)だし。ちょっとおかしい。あとこのウィンドウって×ボタン以外で閉じれないんだろうか。

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