2012-01-12

読んでる:Morphological and kinematic basis of the hummingbird flight stroke: scaling of flight muscle transmission ratio

http://dx.doi.org/10.1098/rspb.2011.2238

Discussion と Intro まで読んだ。強調したいところはわかったがもうちょい読み込む必要あり。

・hummingbird は筋肉の収縮する長さというか strain が他の鳥より小さい。これは羽ばたき周波数が大きく、そんなに長い距離を収縮している暇がないからと考えられる。しかし羽ばたき振幅は 120 度程度と他の鳥と同じくらいなので、小さな strain をより大きく増幅する必要がある。そのメカニズムはどういうものか?という motivation.
・hummingbird の翼と胴体に微小なプラチナ片を複数貼り付けて高速度X線撮影+翼表面にもペイントして高速度可視光撮影。X線カメラ2台+可視光カメラ5台。このあたりはハーバードなのでブルジョワ。
・humerus の長軸まわりの回転が additional rotation になってる?ちょっとこの肝心のメカニズムのところよくわからず。マテメソと Results 読む必要あり。
・歯車でいうギア比のようなもの (transmission ratio) が他の鳥よりとても大きいことが示されるのだが、この比を複数の鳥だけでなく昆虫にまで延長してスケーリングを見ると、直線のトレンドがあって hummingbird もそれに載っていることがわかる。




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