晴れた夜空は、夜間飛行する渡り鳥にとって放射熱伝達の冷熱源 (heat sink) として大きな役割を果たしていることがわかった。壁面を冷却可能な風洞を作り、床面に飛翔姿勢で固定した生きたハトにマイクロ波を(扉を取り去った家庭用電子レンジで)照射して、羽ばたきに相当する熱量を生成する。風を流し、ハトが冷えていく際の体温と羽毛表面の温度を計測することで、冷却における対流熱伝達と放射熱伝達の割合を予測するモデルを構築した。
感想:
レポート課題も兼ねて読んだ。
- 風洞で鳥を飛ばすと、気温 10 deg C 以上では連続飛行ができないらしい
- 現実には、渡り鳥は気温が 20 deg C を超えるサハラ砂漠上空を越えていく
- その際には放射冷熱源として空が大きな役割を果たしている
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